死者の書
しばらく間があいてしまいました。
節分を過ぎてからちょっと忙しくなってます。
私は今年は生活をうまく二分して、
異なる二つのことを両立させていくような星回りで、
実際それが自分の希望でもあるのですが、
現在はそれが順調にいくように画策中といったところ。
でもここしばらくは、以前書いた通りのハードな天体配置だったためか、
「あっちを立てればこっちが立たず」で面倒になり、
もう全部放り出したくなったり、
維持するか捨てるかずっと迷ったあげくたいしたことは出来ず、
疲れたわりにはあんまり進んでない…という感じでした。
まだまだ話は始まったばかりなんですけどね。
ついつい、思い立ったらさっさと進めたくなってしまうのでした。
ところで、久しぶりに映画を観てきました。
折口信夫の原作を人形アニメーション化した
『死者の書』。
物語のモチーフになっているのは、
奈良の當麻寺(たいまでら)に伝わる
當麻曼荼羅伝説と、
天武天皇の皇子で、謀反の嫌疑によって処刑された大津皇子の史実。
主人公の藤原南家の郎女は、
五色の蓮の糸で當麻曼荼羅を一夜にして織り上げたという
藤原家の娘・中将姫がモデル。
この郎女が、大津皇子のさまよう魂を鎮める物語です。
昔の日本人が、山や太陽など自然のものに霊性を感じ、
普通の生活の中でも異世界との境界を意識していたさまが描かれていますが、
こういうものを観るとなんだかほっとします。
この世が目に見えるものや頭ですぐに理解できるものだけで出来上がっていて、
それ以外には何もないなんて思ってしまったらあまりにも息苦しいですよね。
郎女を演じる宮沢りえの声や、岸田今日子のナレーションも良かったです。
岸田今日子のナレーションってテレビでもしょっちゅう聞いていたせいか、
あの声を聞くと条件反射的に物語に引き込まれてしまうような気もしますね(^^;)
『死者の書』は4月7日まで、岩波ホールでやってます。
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